還暦・定年を迎えた夫への妻からの手紙2☆日頃の感謝の気持ちや普段言えないことを手紙に☆気持ちが伝わる手紙の書き方の例文・文例集

今日まで家族のためにありがとう

結婚当初はお給料も少なくお金に苦労したこともありましたがどんな時でも家族のために一生懸命働き続けてれたあなたには感謝の気持ちしかありません。

子供が産まれ家を購入してすぐに震災があり実害がある土地ではありませんでしたがあなたの仕事が減ってしまい2か月ほど仕事がほとんどなく子供にかかるお金と家のローンを払いことも苦しくなり毎日お金のことで夜中まで喧嘩をする日が続きました。

毎日お金のことで怒り続ける私にあなた怒ることも怒鳴ることもなく少しでも家計の足しになればと夜中にバイトをしてくれたこともありました。

若い頃は出張の多い仕事だったので長いときは２か月以上、家族に会えず一人で出張先で仕事を頑張ってくれているあなたと夜寝る前に電話で話をしている時間が離れた場所にいるあなたと繋がっているようで私にとってはかけがいのない幸せな時間でした。

結婚前に借金もありお金に苦労したことも多かったですが今の仕事を始めてから今まで以上に一生懸命は足りてくれるようになり結婚して子どもが産まれ家を購入してからはさらに仕事に精を出してくれるようになったので私は安心して家族を支えてあげることができました。

今日、定年退職の日を迎えるまでには辛かったことや嫌だったこと、仕事を辞めたいと思ったことも何度もあるでしょうが家族のためにどんなに忙しくても仕事が多いときでも毎日働き続けてくれたあなたに本当に感謝しています。

これからは一日のほとんどが夫婦二人の時間になりあまり家にいたことがないあなたには暇な日々が続いてしまうかもしれませんが今まで忙しかった分、これからの時間を夫婦二人で楽しく支えあいながら生きていくことができれば私にとってこれ以上、幸せなことあはありません。

ずっと働き続けてくれたあなたを今度は私が支えて上げられればいいなと思っています。

60歳　女性