還暦・定年を迎えた父親への娘からの手紙7☆日頃の感謝の気持ちや普段言えないことを手紙に☆気持ちが伝わる手紙の書き方の例文・文例集


お父さん。もう還暦ですね。お疲れさまです。

長い間、家族の為に働いてくれてありがとう。

まだ私達が眠っている時間から眠たい目をこすりながらコーヒーを飲み、髭を剃り、歯を磨き、まだ夜の涼しさが残る夏の日も、雪の降るまるで夜のような冬の日も、朝6時。必ず誰よりも先に家を出て頑張ってくれていたこと。その苦労がやっと分かったのは、私が社会人になってからでした。

父親の居ない母親と娘だけの家庭の中に少しずつお父さんが現れて、少しずつ一緒に過ごす時間が増えて、正直最初はとても戸惑いました。
「お母さんは私の事が嫌いになったの?」「私は邪魔なの?」当時の私にはそんな気持ちが真っ先に浮かんできて凄く不安だった事や、まるで自分の居場所が失くなってしまうような孤独な気持ちになったことをよく覚えています。

反抗期が訪れ、ぶつかる事が増え、叱られるたびに「本当の父親じゃないくせに!」と悲しませる言葉ばかりを浴びせていましたね。本当にごめんなさい。
思い通りにならないイラつき、男の人に怒られた事が無かった故の戸惑い。色んな気持ちが入り混じって、いつも沢山傷付けてしまっていたね。

だけど私に何かあるたびに、いつも手を差し伸べてくれていた事。私が心を開くのを待っていてくれたこと。あの頃は何とも思っていなかったけど、私はとても幸せ者だったんだと今では思います。

私も少しずつ大人になって、社会に出て、結婚し、子供を産み。社会の厳しさ、人を養うことの大変さ、責任の重さ、他人と暮らすことへの苦労。今更少しずつ分かってくるようになりました。
あんなに反抗していたけど、今では頭が上がりません。
本当に凄い。大好きな自慢のお父さんです。

私の出産の時、誰より孫の誕生を喜んでくれたことを忘れません。おかげで今でもおじいちゃんっ子なんだから、これからもずっとずっと元気で長生きしてね。

長い間家族の為に頑張ってくれていたんだから、これからは自分の好きな事も沢山して、また皆で新しい思い出を沢山作っていこうね。

お母さんを選んでくれて、家族になってくれてありがとう。

本当に、お疲れさまでした。

37歳女性

♥Love Love Love Letter♥

結婚式・結婚記念日・出産・特別な日に日頃の感謝の気持ちや普段言えないこと、メッセージを手紙に込めて送りましょう。

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