還暦・定年を迎えた夫から妻への手紙12☆日頃の感謝の気持ちや普段言えないことを手紙に☆気持ちが伝わる手紙の書き方の例文・文例集

キミのおかげで、今日の定年退職日を迎えることができました。僕が厳しい証券会社のなかで、新卒で入社して以来、ずっと頑張ってこれたのはキミのおかげです。本当に感謝しています。ありがとう。

いま振り返れば、キミと知り合ったのは僕が初めて配属された支店だったね。僕は25歳で、キミは22歳の新卒新入社員だった。僕は初めてキミを見たときに、自分の女房にするんだったら、このような女性だと思ったんだよ。だから、積極的にキミにアプローチした。用もないのに「何か困ってない？」とか「わからないことがあったら聞いてね」とか言ったのは、なんとかしてキミの気をひきたいと思ったからなんだよ。そのうち、僕が営業先から支店に戻ってくると、キミから「お疲れさまでした！」と明るい声で声をかけてくれて、僕はすごく嬉しかった。営業の疲れが吹き飛んだ。ノルマの重みなんて平気な気分になれたよ。

だから、僕がキミをデートに誘ったときに、キミがすぐにOKと返事をしてくれたときは本当に嬉しかった。そして、付き合い始めて半年でプロポーズして、その場でキミがOKしてくれたときも本当に嬉しかった。キミへのプロポーズが成功して、僕はなんとしてもキミを幸せにしようと心に誓ったよ。だから僕は仕事に邁進したんだよ。

結婚して子供が生まれてからも、僕があまりに帰宅時刻が遅いので、かなり子育てで迷惑をかけたと思うし、申し訳なかったと思っている。けれど、キミのおかげで子供たちは無事に成長し、立派な社会人になってくれた。本当に感謝しているよ。
これから僕たちは年金生活に入るけれど、お互い協力して仲良くやっていこうね。できるだけ病気しないように、これから毎朝散歩でもしようかな。お互いずっと元気でいようね！

60歳　男性