結婚式で渡す新婦から両親への手紙11☆日頃の感謝の気持ちや普段言えないことを手紙に☆気持ちが伝わる手紙の書き方の例文・文例集

お父さん、お母さん、いつもは言えないけど、今日は感謝の気持ちを伝えたいと思います。
私が小さい頃お父さんは、いつも家にいなくてたまに食事を一緒にするときはなんだか不思議な気持ちでした。だけど、毎年誕生日には、必ず私が欲しがっていたおもちゃを用意してくれていて、嬉しかったです。後でお母さんに聞きましたが、毎年私が何を欲しがっているのかお母さんに聞いていたそうですね。
一度お父さんのバイクのサイドカーに乗せてもらい、海まで連れて行ってもらったことを覚えています。確か私は小学6年生で、すごく楽しかったけど気恥ずかしくてそれを顔には出せませんでした。だけど、あの日に見た秋の日の海岸線を今でも忘れません。忙しかったお父さんも、定年に近づいていつも早く帰ってくるようになったのは、内心嬉しかったです。これからも健康でいてください。

お母さんは、私が幼稚園の頃から毎日パートに出勤し、帰ると晩御飯を用意してくれましたね。小さい頃はそれが普通だと思っていましたが、私も働くようになって、お母さんの大変さがわかりました。よく、食事は大事だから健康な食事をしなさいとうるさくいっていましたね。だから、中学、高校と毎日お弁当も用意してくれて、全部手作りのおかずだったことを覚えています。子供の頃は煮物とかあまり好きじゃなかったけれど、今、私もお母さんを見習って毎日お弁当を作って会社に持って行っています。
お母さんに教えてもらった、鶏手羽の煮物は彼も大好物です。今まで言ったことはなかったけど、お母さんが毎日栄養を考えて食事を作ってくれていたことを感謝しています。

お父さん、お母さん、本当にありがとう。

29歳　女性