結婚式で渡す新婦から両親への手紙16☆日頃の感謝の気持ちや普段言えないことを手紙に☆気持ちが伝わる手紙の書き方の例文・文例集

お父さん・お母さんへ

お父さん・お母さん、今までの30年間本当にありがとうございました。
私は、先天性の病気や股関節脱臼を抱えて生まれてきました。
幼少のころから入退院を繰り返してきて、中学生の時はもやもや病を患ってしまいましたが、大きな手術を乗り越えることができたのも二人のおかげだと、本当に有難く思っています。
幼少の頃に受けた足の手術でリハビリが上手くいかなくて、結果的に社会人になってからは松葉杖での生活を強いられるようになってしまいました。

当時勤務していた職場からの話で、身体障害者手帳を取得するための手続きや病院への付き添いなど、本当にいろんな面で面倒を掛けました。
身体障害者手帳の取得によって一般就労での職探しは厳しくなってしまい、就職面でもすごく心配を掛けました。

「結婚を前提に」と○○さんを紹介した当初は、歳の差があることや○○さん自身も障害を持っていることを理由に反対もされたけれど、付き合いを続けていくうちに○○さんの人柄を理解してくれて結婚のお許しをもらえた時は、本当に嬉しかったです。

この数年間は自分の精神面でもかなり心配をかけてしまいましたね。
食欲が減退してしまったことを伝えても、無理強いをすることなく見守っていてくれたお母さん、精神的に落ち込みが激しくなって仕事を休んだ時は、「気分転換をしよう」とドライブに誘ってくれたお父さん、いろんな面で迷惑や心配をかけてばかりいた私をここまで育ててくれたことに、感謝しても感謝しきれないくらいの気持ちでいっぱいです。

これからは○○さんと一緒に幸せになれるように頑張りたいと思います。
お父さん・お母さん、これからも迷惑や心配をかけることがあるかもしれませんが、見守っていてくださいね。

30歳　女性