結婚式で渡す新婦から両親への手紙18☆日頃の感謝の気持ちや普段言えないことを手紙に☆気持ちが伝わる手紙の書き方の例文・文例集

お父さん、お母さん、３０年間、私に親としての愛情をたっぷりと注いでくれて、本当に有難うございます。

大勢の方から祝福される、今日という日を迎えることが出来たのは、本当にお二人のお陰です。

私は小学６年生ぐらいまでは、お父さんもお母さんも大好きで、甘えてばかりいました。

でも中学生になった頃からお父さんが嫌いになって、お父さんが話しかけてきても無愛想な態度ばかりとるようになり、それが３、４年ぐらい続いたように思います。

決して、お父さんが変わったわけではないのです。

家族のために忙しい仕事をして、家族を大事にし、何事にも堅実なお父さんはちっとも変わっていないのに私はお父さんに対して素直な態度をとれませんでした。

お父さんが寂しそうな顔をしていたのを今でもよく覚えています。

お父さん、寂しい思いをさせてしまって、本当にごめんなさい。

反抗期が原因だと思うのですが、お母さんにはずっといい態度をとれていました。

お母さんの底抜けの明るさには反抗心も負けてしまったような感じでしょうか。

堅実で慎重なお父さんが、お母さんの粗忽なところをカバーしてくれたお陰で、家庭では大きな問題も起きなかたように思います。底抜けに明るく、粗忽なお母さんと、堅実で慎重だけどやや根暗のお父さんは、いいコンビでした

こんな私を大学にまで通わせてくれ、本当に感謝をしています。

私は、今日から、ＸＸさんと新しい一歩を踏み出しますが、お父さんとお母さんへの感謝の気持をいつまでも忘れないで、また二人を手本にして温かい家庭を築いていきたく思っています。どうか末永く見守って下さい。

30歳　女性